RFID調査

タグの種類

パッシブタグ

  • リーダからの電波をエネルギー源として動作する。
  • 電池なし。
  • リーダの電波を一部反射してそれにID情報を乗せる。
  • アクティブ型に対して通信距離が短い

アクティブタグ

  • 電池内蔵式
  • 通信距離が比較的長い

セミアクティブタグ

  • ハイブリッド型
  • 最初の起動だけパッシブで行い、その後は定期通信を行うなど

タグまとめ

  • RFIDタグは必要な通信距離と大きさで選ぶ。
  • 注意点:金属に貼ると電波弱まる。
  • 距離と大きさは比例する。
  • 動作温度はー20~85度(ICチップの動作保障温度)

電磁誘導方式

  • 13.56MHz~135KHz未満
  • 通信距離が数十cmと短い
    (磁界を使うので減衰が急進)
  • アンテナが小型で安価

電波方式

  • 433MHz、952MHz、2.45GHz
  • 通信距離が長い
  • アンテナが大きく装置も高価

UHF帯RFID

  • 900MHz, 2.45GHz
  • 今後の主流
  • 900Mzは障害物も回り込める。2.45GHzは金属の影響を受けにくい。

電波法

  • リーダは電波法適用
  • タグはパッシブのみ適用外

NFCとの違い

NFCはRFIDに含まれるが、
NFCと言った時はヒトを対象としていて、
RFIDはモノを対象としているニュアンス

バーコードとの違い

ラベル(タグ)が見えていなくても反応する。
一度に複数読み取れる。

今後の課題

  • 導入目的・形態の明確化
  • タグに何を選ぶか(種類・形状)
  • リーダに何を選ぶか(形状)、どのように配置するか
  • このページの導入ガイドが参考になるかも

アプリケーション連携

  • タグから得た情報を上位アプリケーションに渡すミドルウェアが必要
  • これとかの導入検討

データベース連携

  • タグは最小限の情報(ID)しか持てない
  • IDに紐付いた、どのようなカラムを持つか

ユーザインターフェース

  • 機器の写真ギャラリー
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